仮面ライダーエグゼイド

ここ近年になって仮面ライダーを観るようになった。出家千眼もとい宣言からみなぎるかの如く芸能界から姿を消した人がヒロインを演じていた「フォーゼ」から見始め、「鎧武」で離れ、クリス・ペプラーがきっかけで「ドライブ」を見始めて今に至る。

 

今作の「仮面ライダーエグゼイド」は「YOSAKOIソーラン祭り」や「AKB48総選挙」と並ぶであろう、毎年の風物詩となった新作ライダー紹介。毎年デザインがダサいとボロクソに叩かれる新作ライダーだが、今回の評判は2段階変身のうちの1段階目のイメージが強かったせいか散々だった。

個人的にキャストから見て、今作は自分の中に響くものが無いかなと思っていたのだが、始まってみれば展開が早くつい見入ってしまう。

テレビでのストーリーに伏線を張っており、クリスマスとかスーパー戦隊とのコラボレーション回を特別扱いせずに物語の一部分として成立させている部分が特徴に残った(ただその結末が悪い意味で印象に残ってしまったりするだろうが…)。

テレビのストーリーだけでも楽しめる部分ではあるのだが、「ドライブ」の後半で目立ったスピンオフ作品が、ストーリーの冒頭から展開しているのが目まぐるしく思ってしまいどうなんだろうと思う部分もある。

 

さて、作品や諏訪部順一のイケメンボイスについて語る人は他にもいるかと思うので、ここでは音楽面について語ろうかと思う。

主題歌が三浦大知ということで、最初は知らなかったので興味がわかなかったのだが、昨年の4月から再開されたFMノースウェーブ「SAPPORO HOT100」にて、「Cry & Fight」と「(RE)PLAY」がランクインして気になってしまい、「EXCITE」もランクインするんだろうなと思っていたら、45ランクアップで1月15日付チャートの「HIGHEST CLIMBER」となる展開へ。

ちなみに、東京J-WAVETOKIO HOT100」では1月22日にクリス・ペプラーが「"start your engines!" 久しぶりに言ってみました!」と「仮面ライダードライブ」の変身音をやった模様。

「EXCITE」も、1月30日付オリコン週間シングルランキングで1位を獲得。三浦大知自信・仮面ライダーのタイアップ作品初の首位獲得と、リズミカルで耳に残る曲で、人気となったのだろう。

 

ちなみに、今作「エグゼイド」の主役を演じる飯島寛騎。彼は北海道出身なのだが、北海道出身といえば、前作「ゴースト」の怪人デザイン担当が島本和彦、変身道具の声を担当していたのがm.c.A・Tと何かと北海道に縁がある。そして、m.c.A・Tは「SAPPORO HOT100」1994年間チャートで4曲ランクインしている。そんな「SAPPORO HOT100」についてはまた今度書きたいと思う。