前々から書きたかったこと
嬉しいようで納得の行かないことがひとつあって書こうかと思っていたのだが、忘れてしまって書けなかったこと。それが昨年末のラジオ聴取率の結果。
昨年4月の改編で大きく編成を変え、10月の改編でも新番組を立ち上げ、radiko開始も相乗してか勢い付けていることがわかる。どうも納得の行かないところが、「SAPPORO HOT 100」が、女性シェアが50%を超えたこと。
こう書いてしまうと、「SAPPORO HOT 100」は女性が聴いてはいけないのかと思われてしまうかもしれませんが、言いたいのが、
SPARKLING SUNDAYやPrecious!でこの結果出せたか?
ということ。
SPARKLING SUNDAY開始に伴い放送時間が短縮し、その1年後に「HOT100」は終了しております。そして、定期的に行われる聴取率調査の結果を見てもSTVとHBCの聴取率争いしか目立たず、ノースウェーブではいい結果というのはあまり聞いたことが無い。
女性シェアを獲得するのであれば、日曜に関しては今まででもチャンスはあったはず。では、何故ここに来ていい結果を出せたか。STVが大きく勢いを落としている(現在進行形)ということと、HBCのナイターオフ編成の定着が日ハムの日本シリーズ進出によって遅れてしまったことではないだろうか。一方で「HOT100」は8年ぶりの復活という話題性を作り日曜の顔として定着したのではないのだろうか。
「SAPPORO HOT 100」で個人的にいい部分は最初から最後まで音楽を中心に編成しているということ。東京・名古屋・大阪はアーティストインタビューやコーナーを入り混ぜており、カウントダウンが途中で止まっているのだが、札幌はあまり感じたことがない。そういう点が老若男女に受け入れられつつあるのだろうと思っている。
以前にHBCがSTVから聴取率首位を奪ったときに、何を思ったか佐藤のりゆきを日高晤郎の裏に起用し長時間のワイド番組を立ち上げたことがある。プロ野球シーズンは日本ハムファイターズとの連携で首位定着を図ろうと思っていたのだろうが、結果はその年の日ハム順位と同様に悲惨な結果となり、さらにはのりゆき氏の知事選出馬に伴い番組終了という残念な結果に終わってしまった。
4月の改編まで1ヶ月を切ったが、HOT100も内容が変わること無く音楽を今までのように届けてほしいと思うばかりである今日この頃である。